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2016

RM 68-01

トゥールビヨン シリル・コンゴ

キャリバー RM68-01

手巻きトゥールビヨンムーブメント、時・分表示



30本限定

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RM 68-01は、誰もやったことのない方法で現代アートを高級時計の世界に導入したいというリシャール・ミルの思いから実現しました。このトゥールビヨンキャリバーは、ストリートアーティストであるシリル・コンゴのインスピレーションと創作のキャンバスであるという点で、通常の時計とは一線を画しています。

RM 68-01 トゥールビヨン シリル・コンゴは、まぎれもない「腕時計のアート」として時計史を大きく塗り替えます。このモデルでは、ストリートアーティストが広大なアートの世界を時計のムーブメントの中心に描くという史上初の試みに挑戦しました。

シリル・コンゴという仮名で世界的に知られるシリル・ファンは、1969年生まれのパリ在住グラフィティアーティスト。独学のアーティストとして、ものの10年でフランスのアートと文化の世界の前線に立ち、ヨーロッパ内外にまで活動の場を広げました。MAC CREWのメンバーとして20年間以上グラフィティの技能を磨き上げた彼は、世界のグラフィティ界を代表するレジェンドの1人に数えられています。年月とともにアートに対する彼のビジョンは進化し、グラフィティの枠に収まらない芸術的な成熟性を帯びたアプローチを展開。フレスコ画や壁画にインスパイアされた彼は、グラフィティを根本的に改革して1つのジャンルに確立しました。

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これまで、アート作品がブリッジや地板の上でタイムピースと本格的に一体化した例はありません。リシャール・ミルとコンゴは、都会の壁に描いていた大規模なアートを、マイクロ工学と精密さに象徴される時計のブリッジ、地板、サファイアクリスタルの文字盤の上に移行させることに成功したのです。

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コンゴのペイント技術を確立するまでには1年余の歳月を要しました。塗料を一滴ずつどんな細かい部位にも吹き付けられるような特殊エアブラシを考案し、キャリバーの正確な動作にとって重要なバランスを崩さないよう、ペイント前に塗料の重量を厳密に設定。RM 68-01プロジェクトのチームが総力を上げて課題を乗り越えた結果、パレットのように色鮮やかで独特な作品が誕生しました。塗料は変質せずにチタン製パーツに付着し、組立と分解の際に剥がれることもありません。

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コンゴはRM 68-01を製作する上でグラフィティへのアプローチを見直し、キャリバーという極めて限られた部分に自らのアートの表現形式を順応させなければなりませんでした。時計のあらゆる側面に鑑みて自分の作業を見直すことにより、彼はこの偉業を成し遂げたのです。

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このタイムピースの裏側では、トゥールビヨンムーブメントの地板が中央から外側に向かって放射状に広がる様子を見ることができます。それはまるで、カラフルな塗料が壁に当たって飛び散ったようなイメージ。表側ではムーブメントのいくつものブリッジが別々の方向に弧を描いており、こちらは巨大な壁に広がるストリートアートのワイルドな筆さばきを想わせます。 ムーブメントを搭載しているケースはカーボンTPT®製ミドルケースとブラックセラミックス製ベゼルから構成され、厚さが9時から3時の方向、高さが12時から6時の方向で異なるアシンメトリーなデザインになっています。RM 68-01は卓越した表現形式で現代的な機械とビジュアルアートを融合させた真の21世紀型タイムピースといえるでしょう。

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